
EXPERIENCE
人の行動と文脈に寄り添い、つまずきのない道筋を編みます。言葉・操作・待ち時間の細部まで丁寧に整え、ブランドの約束が手触りとして立ち上がるように。調査・設計・実装・計測を循環させ、学びを重ねながら“選ばれ続ける”状態を育てます。多様な関係者と同じ地図を見て、体験全体の一貫性と流れを保ちます。

体験は「見た目」ではなく「流れ」
UIの美しさだけでは、体験の質は決まりません。意図が途切れず、つまずきがない「流れ」をつくること。ブランドの約束が、タップやスクロール、待ち時間の演出といった細部にまで自然に現れること。
私たちは、情報・操作・感情の連続性を設計し、体験に“迷わない導線”と“気持ちよいリズム”を与えます。

背骨から設計する体験
目的・価値仮説を定め、ジャーニーとサービスブループリントで背骨(フロー/役割/責任/非機能)を定義します。CXとEXを同時に設計し、運用・サポートまで見通すことで、表層の改善に終わらない一貫性を担保。
仕様は“使う人・支える人・運用する人”の視点で整え、現実に機能する体験へ落とし込みます。

誰にとっても使えるを超えて
WCAG目標・多言語/多文化対応・パフォーマンス予算を“後付け”ではなく要件として先に置きます。速く、読みやすく、伝わるを標準化し、制約を前提に設計するからこそ、より多様な人に届く体験になります。指標やテスト計画を明確化し、品質を“偶然”ではなく“設計”で作り込みます。

計測を前提にした改善
イベント設計(計測計画)を上流で定義し、ダッシュボード・ファネル・NPS/CSATを運用。仮説→実装→AB/Feature Flag→学習→更新のループを回し続け、主観に頼らない改善を継続します。
プライバシーと同意(Consent)を前提にデータ最小化を徹底し、必要十分な情報で最大の学びを得ます。
発生する主な作業
- ・リサーチ設計(インタビュー/サーベイ/ログ解析)とインサイト抽出
- ・情報設計(IA)とナビゲーション/検索の設計
- ・コンテンツ設計&マイクロコピー作成(用語統一/トーン&マナー)
- ・インタラクション/モーション設計(フィードバック/待ち時間の演出)
- ・ジャーニーマップ/サービスブループリントの作成(CX/EX 同時設計)
- ・ワイヤー/ハイフィデリティプロトタイプ制作
- ・アクセシビリティレビュー(WCAG 目標)と改善
- ・多言語/多文化対応(i18n/L10n)の設計と検証
- ・計測設計(イベント辞書/ダッシュボード)と AB テスト運用
- ・オムニチャネル動線の整合(Web/モバイル/サポート/店舗)